出版社を志望しているものの、「ESで何を書けば評価されるのか分からない」「作文や三題噺の対策方法が分からない」「志望する出版社に合わせた面接対策をしたい」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
出版社の就活では、一般的なES・面接対策だけでなく、企業によって作文や三題噺、独自の筆記試験などが行われることもあります。そのため、就活塾を利用する場合は、出版社への内定実績や、出版業界の選考に役立つ指導を受けられるかを確認することが大切です。
本記事では、出版社志望の就活生におすすめの就活塾を紹介します。出版社を目指す人が就活塾を選ぶ際のポイントや、重点的に対策しておきたい内容についても解説しますので、就活準備の参考にしてください。
Googleで「出版社 就活塾」と検索し、3ページ目までに公式サイトが表示された就活塾の中から、出版社への内定実績を公式サイトで確認でき、出版社の就活に役立つES・作文・筆記試験・面接・業界研究などの指導を受けられる就活塾を5校ピックアップしました(調査実施日:2026年8月27日)。
出版社に特化した講座やカリキュラムを設けている塾のほか、志望する業界・企業に合わせて個別に選考対策を受けられる塾も紹介します。

ホワイトアカデミーは、一人ひとりの志望企業や課題に合わせてマンツーマン指導を行っている就活塾です。出版社専用のコースではありませんが、「特別選抜コース」では業界・企業研究、各種業界対策、筆記試験、ESライティング、面接、新規企画・新規事業課題などの対策を受けられます。
公式サイトでは出版業界の就職対策についても情報を発信しており、講談社・集英社・小学館・KADOKAWAといった大手出版社の特徴や、出版業界を志望するうえで考えておきたいポイントを解説しています。また、特別選抜コースの過去の内定先には小学館も掲載されています。
特定の選考だけを対策するのではなく、志望する出版社に合わせて業界研究やES、面接など自分に必要な対策をマンツーマンで進めたい人に向いています。
(前略)入塾段階から、院進して修士課程まで進むことは決めていたので、内定が出るまで3年半強の長い期間をサポートしていただきました。
就活はいつまでに何をすれば良いのかがわからないということが多いと思うのですが、ホワイトアカデミーで明確に今やるべきこと、優先順位が低く、後でも良いこと、そもそもやる必要のないことなどを教えていただけるので、非常に効率良く進めることができました。
大学の研究や勉強が忙しい中でも、趣味のダンスを続ける時間も確保できましたし、やりたかった短期留学も経験できました。(後略)
(前略)理系の就活は実験の授業などで時間がない中で効率的にやっていく必要があったので、自宅で授業やES添削のサポートが受けられるホワイトアカデミーを選んで正解だったと思っています。そういった、面接以外の部分でも、自分の力以上のものを提供していただけたかなと思いました。
結果的に、志望していた会社から内定をいただけて、就活の満足度としては本当に120%だなと思っています。ホワイトアカデミーに通ってなかったらそもそもどこに行っていたんだろうと思います。改めて、本当に通って良かったなと心から思います。(後略)
出版社を含め、志望企業に合わせた個別対策を受けたい場合に検討できる「特別選抜コース」の内容を紹介します。
| コース名 | コース内容 | 受講料 |
|---|---|---|
| 特別選抜コース | 週1時間以上のマンツーマン指導。自己分析、業界・企業研究、各種業界対策、筆記試験、ESライティング、特殊面接、グループディスカッション、新規企画・新規事業課題など。ES添削や模擬面接は回数無制限 | 要問い合わせ |
参照元:ホワイトアカデミー公式サイト(https://avalon-consulting.jp/course/special-selection-course)
小学館
参照元:ホワイトアカデミー公式サイト(https://avalon-consulting.jp/course/special-selection-course)

キャリアゼミナールは、放送局・出版社・エンタメ・広告などの人気業界を目指す就活生を対象に、ESと面接を中心とした個別指導を行っています。出版社志望者向けの対策にも力を入れており、公式サイトでは出版社のインターン・本採用に向けた会社別対策講義を実施していることを明記しています。
講談社・KADOKAWA・集英社・小学館・新潮社・文藝春秋などを想定したESや模擬面接の指導例も掲載されています。漫画、文芸、雑誌など志望分野ごとのES対策例も公開されているため、志望する出版社に合わせてESや面接を細かくブラッシュアップしたい人に向いています。
キャリゼミを受講して最もよかったのは、「一人では言語化できなかった強みや価値を一緒に見つけてくれたこと」です。特にガクチカの深掘りでは、「その行動の背景にある思いや狙い」「それがどう他者に影響したか」「そこから何を学んだか」を丁寧に引き出してくれました。単なるストーリーではなく、「ビジネスにどう活かせる経験なのか」という視点を養えたのも、キャリゼミのおかげです。
また、さまざまな業界を受ける中で、自分の志向に合った仕事や組織文化の違いも理解でき、結果として「納得感のある複数の内定」を得ることができました。
受講1回目に「情報戦ではない」と言われたことを覚えています。その言葉は確かに間違いではありませんでした。いかに自分が就活に向けて行動できるのか、本気を出せるのか。そこが最も肝要で、それが不可欠であると。キャリゼミはその行動を起こすきっかけをくれます。具体的な提案もしてくれます。行動の一歩目がとても踏みやすいです。(後略)
28卒向けの個別ゼミでは、ES・面接の個別指導に加えて、作文添削にも対応しています。
| コース名 | コース内容 | 受講料 |
|---|---|---|
| 個別30回コース(28卒向け) | 45分×30回。ES・面接の個別指導など。メールによるES添削は30社まで、作文添削は回数無制限 | 59,000円(税込) ※公式サイト掲載の割引後価格 |
参照元:キャリアゼミナール公式HP(https://c-seminar.com/2501-2)
講談社、小学館、集英社、KADOKAWA、白泉社、秋田書店、光文社、文藝春秋、新潮社、マガジンハウス、ポプラ社、小学館集英社プロダクションなど
参照元:キャリアゼミナール公式HP(https://c-seminar.com/%E5%86%85%E5%AE%9A%E8%80%85)

阪東100本塾は、マスコミへの就職を目指す学生を対象とした就活塾です。作文を重視した指導を行っており、出版社への内定実績も多数掲載されています。
2026年8月には、講談社・集英社・小学館・新潮社・文藝春秋・光文社など大手出版社を目指す人向けの新規クラスの募集を開始。作文や三題噺の実作・批評、グループ討論、編集者による漢字問題、文学史・現代文学・漫画・アニメなど出版社の基礎知識を扱う内容になっています。
出版社のES・面接だけでなく、作文や三題噺、筆記試験に必要となる知識まで重点的に対策したい人に向いています。
阪東100本塾の公式サイトでは、入塾者による口コミ・体験談を確認できませんでした(2026年8月27日調査)。
2026年10月から開講する大手出版社などを志望する人向けのクラスについて紹介します。
| コース名 | コース内容 | 受講料 |
|---|---|---|
| 大手出版社など向け新規クラス | 作文・三題噺の執筆と批評、グループ討論、相互インタビュー、編集者による漢字問題、文学史・現代文学・漫画・アニメなど出版社の基礎知識を研究。原則第1・第3水曜日18:00~21:00 | 77,000円 ※税区分は公式サイトに記載なし |
参照元:阪東100本塾公式HP(https://banzemi.jp/news/?p=3135)
集英社、光文社、扶桑社、講談社、小学館、文藝春秋、新潮社など
参照元:阪東100本塾公式HP(https://banzemi.jp/naitei/)

ペンの森は、東京・神保町にあるマスコミ就職専門の就活塾です。作文・ESの添削や面接対策を通じて、自分自身の経験を自分の言葉で伝える力を磨く指導を行っています。
現役の記者や編集者、広告業界などで働くOBOGが訪れ、仕事について話を聞いたり、ESへのフィードバックを受けたりできるのも特徴です。公式サイトでは、出版社への内定実績として講談社5名、集英社2名、小学館2名、KADOKAWA1名を掲載しています。
出版社の選考に向けて作文やESを繰り返し書きながら文章力を鍛えたい人や、出版・マスコミ業界のOBOGと交流しながら業界理解を深めたい人に向いています。
(前略)ペン森ではOBの方が良く来てくださり、ざっくばらんに仕事の話をしてくれます。その中には記者としてやりがいを強く感じる話だけでなく、被害者取材をする辛さや支局の忙しさなど説明会ではなかなか聞けない話もあります。記者の良い所も悪い所も知れることで、メディアの世界に足を踏み入れる覚悟ができたと思います。
(前略)就職活動は孤独になりがちとよく聞きますが、私はそう感じたことはありませんでした。それは同期とESを見せ合ったり、OBOGの方から仕事の裏話を聞かせていただいたり、悩みや問題点を共有出来る場があったからだと思います。(後略)
ペンの森では、通学コースのほか、遠方から作文・ESの添削を受けられる通信添削コースも用意しています。
| コース名 | コース内容 | 受講料 |
|---|---|---|
| 6か月通い放題 | 論作文の個別講評・添削、ES添削、面接対策、OBOGとの交流など。やる気次第で週に何度でも通塾可能 | 95,000円(税込) |
| 1か月 | 短期集中型の通学コース。個別指導を含み、ES執筆やOB訪問を目的とした通塾にも対応 | 45,000円(税込) |
| 通信添削コース(3か月) | メールによる論作文予想問題の添削、ES添削など | 70,000円(税込) |
参照元:ペンの森公式HP(講座内容と料金)
講談社、集英社、小学館、KADOKAWA
参照元:ペンの森公式HP(https://penmori.jimdofree.com/)

GMFキャリアは、テレビ・出版・広告・エンタメなどを志望する学生を対象とした就活ゼミです。自己分析や業界分析、ES作成指導、面接練習などを行い、出版業界についても対策対象として扱っています。
Googleドライブで過去の内定者のES・面接記録・作文例を閲覧できるほか、企業別対策会や個別指導も実施。公式サイトでは、26卒の出版業界の内定先として講談社・集英社・新潮社・主婦と生活社・日経BPが掲載されており、それ以前にも小学館やKADOKAWAなどへの内定実績があります。
出版社の業界研究からES、作文、面接まで幅広く対策したい人に向いている就活塾です。
GMFの受講料は決して安くなく、入会は簡単な決断では無いと思います。ですが一生に一度の就活を後悔なく、納得して終えられることは間違いありません。もし決断していただけたなら、その時は是非ともお待ちしております!
絶対に無理と思っていた第一志望に内定をいただくことができたのはGMFのおかげだと思っています。私はいつも中途半端で粘り切れないタイプなのですが、今回は本当に色んな人に支えてもらい夢を現実にすることが出来ました。充実したサポートと支えあえる仲間が欲しい人にはGMFがおすすめだと思います。(後略)
公式サイトでは、ゼミ・企業別対策会・個別指導を組み合わせたプログラム内容を確認できます。ただし、2026年8月27日時点で掲載されている募集案内は実施期間を終えているため、現在募集しているコースや受講料については公式サイトへお問い合わせください。
講談社、集英社、新潮社、主婦と生活社、日経BP、小学館、KADOKAWAなど
参照元:GMFキャリア公式HP(https://gmfcareer.com/)
出版社への内定実績がある就活塾でも、指導内容や得意な対策は異なります。出版社を目指して就活塾を選ぶ場合は、特に次のポイントを確認しましょう。
まず確認したいのが、実際に出版社への内定者を輩出しているかどうかです。「マスコミ業界に強い」「難関企業に対応」といった説明だけでは、出版社の選考にどの程度対応しているかまでは分かりません。
公式サイトに掲載されている内定実績を確認し、出版社への内定例があるか、自分が志望する出版社やそれに近い企業への実績があるかを確認しましょう。
出版社の選考では、一般的な自己PRやガクチカだけでなく、コンテンツに関する設問や作文、三題噺などへの対応が必要になることがあります。そのため、「ES添削あり」だけで判断するのではなく、出版社のESを想定した添削や、作文・三題噺などの指導を受けられるかまで確認しておきましょう。
例えば、阪東100本塾では出版社向けクラスで作文・三題噺を扱い、キャリアゼミナールでは出版社ごとのESや模擬面接の指導例を公開しています。文章を書くことに苦手意識がある場合は、実際に書いた文章を繰り返し添削してもらえる環境かどうかもチェックしたいポイントです。
同じ出版業界でも、出版社によって事業内容や扱うコンテンツ、選考内容は異なります。そのため、出版業界全体について学べるだけでなく、志望する出版社に合わせた対策ができるかも確認しましょう。
キャリアゼミナールでは出版社のインターン・本採用の会社別対策講義を実施しており、ホワイトアカデミーでは志望業界・企業に合わせたマンツーマン指導を行っています。
「出版社専門コース」という名称があるかだけではなく、自分が受ける出版社について、ES・面接・企業研究などをどこまで具体的に対策できるのかを確認することが重要です。
「本が好き」「漫画が好き」といった気持ちは出版社を志望するきっかけになりますが、それだけでは「なぜその出版社なのか」までは伝わりません。
志望する出版社の代表的な出版物だけでなく、Webメディア、映像化、ライセンス、海外展開などの事業についても確認し、「その会社でどのような仕事がしたいのか」「自分の経験や興味をどう生かせるのか」まで整理しておきましょう。
出版社のESでは、自己PRやガクチカだけでなく、好きな作品や最近気になったコンテンツ、入社後に取り組みたい企画など、その人の興味や考え方が見える設問が設定される場合があります。
複数の出版社を受ける場合でも、同じ回答を使い回すのではなく、それぞれの出版社の特徴や事業内容に合わせて回答を考えることが重要です。
一度書いて終わりにせず、第三者に読んでもらい、「自分らしさが伝わるか」「なぜこの出版社なのかが分かるか」を確認しながらブラッシュアップしましょう。
作文や三題噺は、対策方法を読むだけでは上達しにくいため、実際に時間を決めて書く練習が重要です。
書いた文章について「何を伝えたいのか」「読み手を引き込めているか」「自分ならではの経験や視点が入っているか」といった観点からフィードバックを受け、繰り返し改善していきましょう。
作文対策に不安がある人は、作文添削の回数や、出版社を想定したテーマで練習できるかを就活塾選びの際に確認しておくとよいでしょう。
出版社を志望する人にとって、本や漫画、雑誌などのコンテンツへの関心は重要ですが、面接では「好きです」で終わらず、自分がなぜ魅力を感じたのかを説明できるようにしておく必要があります。
好きな作品について、「どこがおもしろかったのか」「どのような人に届けたいと思うのか」「自分ならどんな企画を考えるか」まで掘り下げて、自分自身の言葉で説明できるよう準備しておきましょう。
出版社を目指すからといって、必ず就活塾に通わなければならないわけではありません。大学のキャリアセンターやOBOG訪問などを活用し、自分でESや作文、面接の対策を進められるのであれば、独学で選考に臨むこともできます。
一方で、「出版社のESを誰かに見てもらいたい」「作文や三題噺をどう練習すればよいか分からない」「志望する出版社ごとの選考対策をしたい」と感じている場合には、出版社の指導実績がある就活塾を活用するのがおすすめです。
就活塾によって指導内容は異なるため、無料相談や体験を利用できる場合は、実際に話を聞いて、自分が志望する出版社についてどのような対策を受けられるのか、自分の課題に合った指導なのかを確認したうえで利用を検討しましょう。
出版社志望で就活塾を利用するなら、一般的な就活サポートの有無だけでなく、出版社への内定実績や、ES・作文・三題噺・筆記試験・面接などの選考に対応できるかを確認することが大切です。
今回紹介した5校でも、マンツーマンで志望企業に合わせた対策を進める塾、出版社ごとのES・面接対策に力を入れている塾、作文や三題噺を重点的に指導する塾など、それぞれ特徴が異なります。
まずは自分が出版社就活のどこに不安を感じているのかを整理し、その課題に合った指導を受けられる就活塾を検討してみましょう。
内定実績が豊富、且つマンツーマン指導に対応している就活塾を調べたところ3塾が該当しました。それぞれタイプ別に紹介します。
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